平祐奈が震災を体験した少女役に挑戦。ドラマへの熱い思いを語る! 

——そんな中、祐奈ちゃんが小学校の前の坂道で歌うシーンが、かわいらしくてほっこりできる場面もあります。あれは校歌ですか?

「『学校の坂道』というタイトルの元々ある歌です」。

※実際に小学生たちがその歌を歌いながら坂を上っていたそうで、ぜひ祐奈ちゃんにも歌ってもらおう、とそのシーンができたのだそう!

——今作品はドローンならではのアングルで町が映し出されています。整備されている所とされていない所の差を感じましたが、現地に行ってどんな気持ちになりましたか。

「駅はきれいに整備されていて、でもどこか寂しい感じもして……。残すか残さないか賛否両論あった旧女川交番を見ました。私はまだ真っ暗な朝、咲がここを生きていたんだと思いながら女川の町を走ったんですよ。そしたら自分でも不思議だったんですけど、震災に遭った方たちの情景がぱっと浮かんできて少し怖くなったんですね。そして、その人たちの思いをちゃんと作品にぶつけたいな、と初日の朝4時に思いました」。

——ドローン撮影では、通常の撮影と比べて難しかったことや印象に残ったことがあればお聞かせください。

「本当に全部ドローンで撮っていたので音はすごかったです。でも、芝居的には1シーンごとにカット無しで最初から一連の流れで撮るので、ずっとその気持ちを保つことができたので感情的にはすごくありがたかったです。始まる前は『音とか気になったり大変だと思いますけど』と言われていましたが、いざ本番となると音もまったく気にならなくて、大変なことは無かったです。逆に『ドローンていいかも!』て思ったぐらいです」。

——ドローンが気に入ったのですね(笑)!

「はい! ドローンだからこそ撮れる上からの景色とか角度とかもあるので、これから全部ドローンで撮りたいなーって思うくらい、いいなって思いました!」。

——ドラマの中で、咲の思い出の場所でのダンスシーンがありますが、どんなことを感じながら踊りましたか。

「監督が当時の状況を細かく教えてくれたのでイメージしやすく、ダンスの先生が台本に合わせて踊りを作ってくださいました。コンテンポラリーダンスは初めてだったんですけど、心の底の気持ちとか表情とかが大事なので、全部お母さんに捧げる気持ちで踊りました」。

——初めてとは思えないくらいダイナミックなダンスで、とても良い表情で踊られていましたよね。すてきでした!

「ありがとうございます。そう言っていただけるとうれしいです」。