平祐奈が震災を体験した少女役に挑戦。ドラマへの熱い思いを語る! 

昨年11月に20歳を迎えた、主演を務める咲(サク)役の祐奈ちゃん。同じ年の子がモデルで思い入れが強かったという今作品の撮影時の様子などをじっくりと伺いました。

——出演が決まった時の率直な感想をお聞かせください。

「咲は自分と同じ20歳を迎える女の子です。家族のことなどいろいろ複雑で重いなと思い、私にできるのかなという不安はありました。でもメッセージがたくさん台本の中に詰まっていたので、ちゃんとこれを伝える気持ちでできたらいいなと思いました」。

——実際に活動しているメンバーの方とはお会いしましたか。

「撮影現場に来てくださって、お会いできたのは短い時間でしたが活動にあたっての話をしてくれましたね」。

——現在建てられている石碑はいくつか見られましたか。また、石碑に掘られている俳句も全部違いますが、実際に見ると被災した人たちの思いがより伝わったのではないでしょうか。

「石碑は撮影で3カ所行きました。(俳句は)一句一句重みがあるし、経験したからこそ出てくる言葉なんだろうな、というのはすごく感じました。そしてみんな頭が良いなと思います。石碑活動のことを中学生の時に考えたり、俳句も限られた文字の中でちゃんと考えたり……。私にはこんなこと思いつかないなっていうことがすごくあるので、想像力が豊かで素晴らしいと思います」。

——この作品に参加するにあたり、あらためて勉強したことはありますか。

「当時は小6で東京にいたのですが、揺れは感じていてテレビも全部震災ニュースに切り替わったり大変な状況は目の当たりにしていたのですごく鮮明に覚えています。実際、周りに震災を経験した同い年くらいの女の子がいるので『あの時どうだったの?』と話を聞いたり動画の検索をしました。セリフだけどちゃんと自分が言っているように『このセリフの時はこの映像を思い浮かべる』ということを考えながら動画を見ていました」。

——咲の彼氏やお父さん、お母さんが命を懸けて助けたおばあさんなどそれぞれが複雑な思いを抱えていてセリフも、一人ひとり重みがあり心に刺さる言葉が沢山ありました。祐奈ちゃんが1番印象に残っているのはどんなシーンでしょうか。

「咲が海を眺めていて『この海、なんもなかったような顔してむかつく』というセリフはすごく印象に残っていますね。海はいつも『きれい』というふうにしか見ていないので、あんな一瞬で全部飲み込んでしまって……。咲は実際にそれを経験しているので『そりゃ、むかつくよなー』って。でも、海だからどうしようもないし……複雑な思いでした」。