筧美和子「鈍色の箱の中で」の役作りで意識した“壁”を告白!

同じマンションに住む幼なじみの高校生たちと1人の女性が織りなす、切なく危険な偏愛ラブストーリーを描く「鈍色の箱の中で」(テレビ朝日)。話題沸騰の本作は、本日の放送でいよいよ後半戦の開始を告げる第5話を迎えます。

マンションのエントランスで、突然倒れたあおい(岡本夏美)はそのまま救急車で病院へと運ばれると、なんと妊娠が発覚。悟(望月歩)は、原因を作ったであろう利津(神尾楓珠)を追及するが、利津は「終わった話だ」とそっけなくその場を立ち去るのみ。あおいを傷つけられた悟も「あいつを責める資格なんてない」と肩を落とし、基秋(萩原利久)は黙って悟に寄り添うことしかできず。目を覚ましたあおいは「利津のことが好きだ」と言いながら、何も気づかなかった美羽(久保田紗友)を責め、突き放す。マンションに戻った美羽と基秋の前には綾芽(筧美和子)が現れ、「彼氏を借りる」と基秋を集会場に連れ込んで……。

そんなクライマックスに向けて加速する、第5話放送直前! 基秋が幼い頃から思いを寄せてきた、バイオリンのお姉さんこと河野綾芽を演じる筧美和子ちゃんにインタビュー。強烈なキャラクターを演じる上での苦悩や、メインキャラクターへの共感、美和子ちゃんが出演していた「テラスハウス」との対比など、盛りだくさんでお届けします!

 

——まずは、綾芽を演じられての感想をお願いします。

「静かに強烈な人ですよね。トーンとかテンションは落ち着きつつも、やっていることは激しくて……。演じていて新鮮なキャラクターでした。面白かったです」。

——強烈という言葉も出ましたが、何を考えているのか分からない不気味なキャラクターですよね。演じる上で特別に意識したことなどはありましたか?

「高校生の子たちとの間の“壁”は意識しました。監督からは、メガネを掛けているからか、行動や気持ちにフィルターがかかっている感じがすると言っていただいて。奥に隠している思いというか、接し方は工夫しましたね」。

——絶妙な立ち位置で、見ていて引き込まれています。ちなみに筧さんご自身の中で、綾芽との共通点があれば教えてください。

「基秋に迫っていくシーンなどは、元々優しかったはずの人の豹変(ひょうへん)ぶりに、自分自身でも演じていて戸惑いました。でも、綾芽の背景を知っていくうちに、いろんな経験をして傷ついて……心に大きな穴が空いてしまった人なんだと知って。そんな本意ではない、突発的な思いから行動してしまうことは、私自身も経験があるなと……。初めから理解できたというよりは、少しずつ共感に変わっていった感じです」。

——なるほど、そんな部分も感じながら演じられていたんですね。綾芽以外にも共感できるキャラクターはいましたか?

「それぞれがいろんな面を持っていて、一言で表せないキャラクターたちが魅力ですよね。最初に台本を読んだ時は、美羽ちゃんが初々しくて、懐かしさを感じる部分があったんですけど、読み進めていくと基秋の気持ちも分かって……。本当にそれぞれに共感できる部分があるので、1人を選ぶのは難しいですね」。

——本当に魅力的なキャラクターが多いですよね。

「高校時代の私は好きな人を追い掛けたいタイプだったので、基秋の綾芽への気持ちは分かる気がします。憧れの人への思いというか。でも、6人それぞれの思いが多面的かつ繊細に描かれているので……やっぱり選べないですね(笑)」。

 

 

 

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