──ドラマのオファーを受けた時の心境を振り返るといかがですか?
「今までに無い設定というか。美的感覚や人の見た目にスポットを当てたドラマに出演するのは初めてだったので、どうなっていくんだろうと期待が大きくて。もう1人の主演が誠子さんとも聞いていたので、シリアスというよりはコメディーになっていくんだろうなと、とても楽しみでした」。
──台本を読んでみていかがでしたか?
「こんなに“ブス”と言われる台本って今までなかったので、読んでいるだけでちょっとヘコみました(笑)。ただ私自身、顔が全てでは無いと思っているので。容姿以外に大切なものは何かなどを改めて自分に教えてくれた台本でもありましたね」。
──そうなんですね(笑)。今までなかったと思いますが、ブサイク扱いされることについては?
「撮影中は美里が所属している美容室の店長さんのから受ける“お化けみたい”というセリフにどんどん落ち込んで行きました(笑)。すごくナチュラルに言ってくださるので……(笑)」
──では、そんな今作を踏まえて、今後やってみたいと思う役柄はありますか?
「今回は美人としてもブスとしても努力をして、真面目にコツコツと努力をする女の子を演じさせていただいたので。もっとどうしようもないような、真っ直ぐじゃなくひねくれた、違うタイプの女性も演じられたらいいなと思います(笑)」