——まずは、ドラマのお話を受けていかがでしたか?
矢作穂香「もちろん映画も見ていましたし、原作も小学生ぐらいの頃読んでいた漫画だったので、まさかそれに出られるとは思っていなくて、すごくうれしかったです!」。
福本莉子「私映画を見て感動して泣いちゃって(笑)。連続ドラマの出演は初めてなので、こんなすてきな作品に出られるなんて! という思いでした」。
——今回それぞれの役柄を演じるにあたって、どのような準備をしてきましたか?
矢作「結子は役柄的に天然で、みんなから愛されるキャラということで、とことん原作を読んで役に入り切りました」。
福本「聡美ちゃんは原作にはいないキャラクターなので、監督とも相談しながら役作りをしています。周りにいる友達を見て、その元気な感じをイメージしたりもしますし、あとは周りが見えていなくて思っていることをズバズバと言ってしまう、少し“KY”なキャラクターでもあるので、嫌な奴になりすぎず、素直さを大事にしたいなと思いながら演じています」。
——お互いの印象についてはいかがでしたか? では、矢作さんから。
矢作「顔も小さいし、『なんてかわいいんだ!』ってずっと思っていました(笑)。あとこれは“莉子ピン”的にはどうかわからないんですけど、結構サバサバしていて。見た目よりもさっぱりしているので接しやすかったです」。
——福本さん、サバサバしていると言われていますが?
福本「実際すごく周りの方々から『思ってたよりサバサバしてるよね〜』って言われます。『携帯の待ち受け初期設定っぽいよね〜』とかも(笑)」。
矢作「多分、共演者全員に言われているんじゃないかな(笑)」。
——では、福本さんは矢作さんについてどのような印象でしたか?
福本「顔合わせの前日にたまたま電車乗っていたら、目の前にすっごい可愛い人がいて。『絶対芸能人の人だ!』と思って隠れながらジーって見ていたんですよ。一瞬もしかして結子役の矢作さんかな……とか思いつつも(笑)。それで翌日確認したらやっぱりそうで、何か運命みたいなものを感じました!」。