作中では、 “オレ様な生徒会長”、鈴谷昂(宮沢氷魚)へ密かな思いを寄せ、繭をライバル視する優実。松井さんにはそんな優実についてと、ご自身についてたくさんお伺いしていました!
——今回「僕キミ」のお話を受けた際の率直な感想をお聞かせください。
「もちろん映画も観たことがありましたし、原作も読んだことがあったので素直にうれしかったです!」。
——撮影が進んで、今の心境はいかがですか?
「優実の役がすごく難しいなっていうところは常に感じていて。微妙な差といいますか、昂に対する思いをどのくらい出すか、常に監督と相談しています。表情や感情などをすごく細かく撮ってくださるので、私もがんばらなくてはと思いますね」。
——五十嵐優実を演じる上で、工夫している部分はありますか?
「リハーサルで監督と話し合いながらやっていくうちに、少しずつ自分の中での“優実”というキャラクターが掴めたかなっていう感じですね。それを自宅で振り返っています」。
——昂への思いや、昂をめぐるライバルの繭に対しての部分ではどのように気持ちを作っていますか?
「“好き”っていうスイッチを入れるのには全然苦労しないです。スッと入れる方だと……思っています(笑)」
——「私のココを見て!」という部分はどこでしょうか?
「前半では、優実は“何がしたいのか分からない子”っていうふうに映っていると思うんですけど、回を重ねていくうちに、“こういう思いがあったからこういうことをしていたんだな”と分かってくると思うので、そこにぜひ注目しながら続きを楽しんでいただけたらなって思います」。