11/4(日)、NMB48・山本彩の卒業公演「目撃者」が大阪・難波のNMB48劇場で開催され、山本は8年間に及ぶグループの活動に終止符をうった。
劇場には山本彩本人のナレーションで「今日で山本彩が完結します。みなさんは、その最後の“目撃者”です」と、コメント流れ、馴染み深い「overture」で幕開け。2017年からチームNで行なってきた劇場公演「目撃者」の内容に加え、山本の2010年のオーディション風景からこれまでのMV撮影風景など、彼女の華々しい活動歴を振り返るメモリアル映像が映し出される演出も。最新シングル「僕だって泣いちゃうよ」含む全21曲を披露した。
公演の最後には、山本彩卒業公演のセレモニーが行われ、ステージにはNMB48メンバー71名が勢揃い。
山本は、「本当に私の最後の姿を見届けてくれてありがとうございます。8年間通い続けてきた劇場に来なくなる寂しい気持ちもあります。NMB48が身体の一部のような存在でした。8年前の初めて劇場に立った時の景色も忘れてないです」とあいさつ。
悔しい経験も乗り越えながらここまでやってこられたと感無量の様子で「今は毎晩、それを青春と呼ぶのかなと思っています。胸を張ってアイドル人生は楽しかったと言えます。グループに入って夢を追いかけるのが楽しいんだっていうことをNMB48と、今日まで支えてくださったみなさんが教えてくれたからです。メンバーに、そしてみなさんに会えて本当によかったです。みなさんへの恩返しは、これから先続ける音楽へ情熱を注ぎ、そして成功することだと思っています。決して簡単な道ではないことはわかってます。でも諦めるつもりもありません。次みなさんに会う時は、今以上の私でみなさんの前に帰ってこれるように、これからも自分に厳しくやっていきたいと思います。時間は掛かるかもしれません。またみなさんの前に堂々と胸を張って出られるように、卒業後も、今以上に頑張っていきます。8年間、私をアイドルにしてくれて、本当にありがとうございました」と、涙を浮かべながらも力強くコメントした。
沸き上がる“さやかコール”の中、「NMB48の子どもたちのことも、みなさんどうぞこれからもよろしくお願いします。ずーっと、ずーっとNMB48も、みんなのことも大好きです!」と熱いメッセージを投げ掛け、ステージを後にした。
(C)AKS