累計120万部を突破した、こうの史代のマンガ「この世界の片隅に」(双葉社刊)をTBS系で連続ドラマ化することが決定! ヒロイン役には3000人のオーディションの中から松本穂香が抜擢された。
本作は、太平洋戦争の最中、広島県の江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常が丹念に描かれた感動作。松本穂香演じるすずは、のんびりしているが、他人を思いやる心に溢れ、戦争という国中に暗雲立ち込める時代でも前を向いて、明るく生きていく女性。夫・北條周作は松坂桃李が、すずの妹・浦野すみは久保田紗友が演じる。また、ドラマオリジナルキャラクターで、北條家の隣に住む刈谷幸子には伊藤沙莉、北條家の近くに住む、夫が出征中の主婦・堂本志野には土村芳がそれぞれ決定。脚本を担当するのは岡田惠和。音楽は、民放連続ドラマの登板は24年ぶりとなる久石譲が担当する。
松本穂香コメント
このドラマを観た方に、その方それぞれの何か大切なものを考えるきっかけになる作品になればいいなと思っています。戦時中のお話ということで、大変なこともあると思うのですが、すずさんのように明るく前向きに精一杯楽しんで最後まで頑張りたいと思います。
オーディションですずさん役に選ばれたと知った瞬間は正直うれしいというよりも実感がわかなかったです。でも、すずさんの役をもっと知りたい! 絶対に演じたい! と思ってオーディションに臨んだので、あとからジワジワとこみ上げてきた喜びは大きかったです。現代を生きる私が昭和を生きたすずさんを演じるということで、普段から下駄を履くようにしています。慣れなければいけないので、犬の散歩をする時や近所のちょっとしたお出かけなど、極力下駄を履いています。そんなにお芝居の経験がない中で今回すばらしい俳優さんたちと一緒にやらせていただけることになり、どんなことが起きるのかワクワクしています。自分が知らないことがたくさん起きて、知らないものがたくさん見られるんだろうと思います。上手くやろうとせず、その場で皆さんのお芝居から感じたことを大事にしてがんばりたいと思います!
\2018年7月スタート/
日曜劇場「この世界の片隅に」
毎週(日)後9・00~9・54 TBS系