櫻坂46三期生・向井純葉が「blt graph.vol.96」に初ソログラビア&インタビューで登場! 先行カット&オリジナルインタビューを独占公開‼

 11月17日(金)に発売する「blt graph.vol.96」の櫻坂46三期生連続グラビア企画「Begin To Bloom」第6回には、向井純葉が登場。「休日」をテーマに、爽やかな朝の目覚めから穏やかな休日のひとときを共に過ごしているようなグラビアで彼女の素顔を切り取っている。

photo=岡本武志

 現在、高校2年生の17歳。周りを気づかって常に場の雰囲気を明るくするムードメーカーでありながら家族思いな優しいメンバーとして、多くのBuddies(櫻坂46ファンの総称)に知られている〝愛されキャラ〟。大ヒット中の7枚目シングル「承認欲求」に収録された三期生曲「マモリビト」ではフロントポジションに立ち、パフォーマンスでも存在感を増している。

 公演中の「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」と11/25(土)、26(日)に行われる「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」でも飛躍が期待される向井のインタビューから、誌面に載せきれなかった言葉たちを特別に公開。〝3rdアニラ〟の1日目で卒業する一期生・土生瑞穂とのエピソードは必読!

目次

Special Interview

 7枚目シングルに収録された三期生曲「マモリビト」のMVは、欅坂46の表題曲MVを数多く手がけた新宮良平監督が演出しています。ご一緒してみて、どうでした?

 あの撮影を経て、ひと皮むけた自分と三期生に出会えたような気がしているんです。殻を破った感じというか……撮り終わった後の達成感とか充実感を今まで以上に感じましたし、「頑張ってよかった」と心から思えた時間でした。撮っている時は「あぁ、もうできない。無理だ……」と思っちゃうこともあるんですけど、「次のカット、ラストで〜す!」っていう掛け声が掛かると、たいがい泣いちゃうんです、私(笑)。いろいろな感情が爆発しちゃうので……。でも、ミュージックビデオを撮っていただくたびに制作が大好きになっていきますし、今回もその気持ちがさらに増しました。

 TAKAHIROさんと新宮監督のコンビは、めちゃめちゃアツかったでしょう?

 めっちゃアツかったです(笑)。でも、新宮監督とTAKAHIRO先生だけに限らず、たくさんの方々が私達のためにものすごい熱量を上げて時間を割いてくださっているんだっていうことが伝わってきたので、その期待に応えたいと思いましたし、もっともっと良い作品にしたいっていう気持ちが高まったので……何だろう、もう「生きてるなぁ!」と思いました。こんなに生き生きしている自分がいるんだ、って実感できたのが、すごくうれしかったんです。

 活力がみなぎるぐらい、良いパフォーマンスができたということなんでしょうね。

 すごく素敵な楽曲、素敵な監督さん達と出会えていることに感謝しています。私達は本当に恵まれているなって。たとえば……「夏の近道」の加藤ヒデジン監督と初めてお会いした時、初対面なのに芯を突かれるようなことを言われたんです。「真面目だよね?」って。その時の私は、自分のそういう面を誰にも見せたことがなかったので、「えっ、なんで分かるんですか⁉」ってビックリしちゃって。母とか家族には無意識に見せていたと思うんですけど、ヒデジンさんからそう言われた瞬間……自分のことを分かってくれる人に出会えた気がして、泣きました。でも、それってまだ今年の出来事なんですよね。すっごい昔のことに感じる──。 

 それで言うと、TAKAHIROさんも人のことをよく見ていらっしゃるでしょう?

 はい、見てくださっていると思います。それは(振付指導の)ダンサーさんにも感じていて。「三期生おもてなし会」の準備期間、いっぱいいっぱいになっている私に、ダンサーさんが寄り添ってくださったんです。「うん、そうだよね、そうだよね」って、私が一方的にしゃべるのをずっと聞いてくださって、頭も撫でてくださったんですけど──今思い出すと恥ずかしい(笑)。何ですかね……悩んでいる同期には寄り添いたいなって思うのに、自分からはあんまり悩みとか話さないんです、私。「みんなだって大変なんだから、私は話さない方がいいのかな」と思ってしまって。時が過ぎて、「本当はあの時、こうだったんだよね。もう全然大丈夫なんだけど!」って、後から笑い話みたいにして言う方がいいのかな〜と考えちゃうんです。そもそも、「なんで誰も私のこと分かってくれないの?」みたいに思うこともないので、三期生に自分のことはそんなに話さないかもしれません。基本的には自己解決しているんですけど、限界値に達した時は先輩に聞いてもらったりしていて。

 その頼れる先輩とは……?

 土生(瑞穂)さんです。偶然なんですけど、今日(「blt graph.vol.96」)の撮影場所と土生さんの載っている「B.L.T.(12月号)」の撮影場所が同じだって知って、テンションが上がってさっき連絡しちゃいました(笑)。「私もそこで撮ったよ〜!」って、すぐ返事をいただいて──。

 土生さんの1万字インタビューもぜひ読んでみてください。向井さんとは9歳も離れているから、土生さんのことはめちゃめちゃ大人に感じるでしょう?

 そうですね……でも、それだけ歳が離れていても、きっと純葉のためになるんじゃないかって、土生さんが経験されてきたことをお話してくださるので、もう……本当に心から感謝していて。夏に……ちょっとホームシックになったことがあって、「ジャイガ(OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2023)」で大阪に行った時、「こんなに広島の近くまで来ているのに、実家に帰れないんだ……」って、寂しさが限界値に達して本番前に泣いちゃったんです。というのも、上京してくるまで妹と一緒に寝ていたので、一人で寝ることにも慣れていなくて。で、何か物音がするだけで怖くなっちゃったり、寂しさからご飯が喉を通らないような日もあったりして……。でも、土生さんはツアー(4月中旬〜5月末に行われた3rd TOUR)の頃から私のことを気に掛けてくださっていて、「最近、どう?」って声を掛けてくださっていたんです。だけど、心配を掛けちゃいけないと思って「あ、大丈夫です!」って、ついつい言い続けてしまって──。土生さんだけじゃなくて先輩方やスタッフさん、そして三期生に対しても「私、全然寂しくないし、全然大丈夫なんで!」みたいなフリをしていたんですけど、その結果、誰にも弱音を吐けなくなっちゃって、家では一人で泣いてるっていう日々を過ごすっていう。でも、ついに限界値に達しちゃって……「ジャイガ」の本番前に泣いてしまって。そしたら、土生さんが声を掛けてくださったんです。家に帰ってからも「寂しくない?」って連絡をくださって、その時にようやく「自分のことを話してもいいのかな」って思えるようになりました。ただ、ストレートには言えないので、「土生さんは悩んだ時、どうしていますか?」って、ちょっと遠回りな質問の仕方ではあるんですけど(笑)。それでも、土生さんは私が何を聞きたいのか気づいてくださるんです。(欅坂46の一期生として加入してから)8年の間にいろいろなことを経験されてきたからこそ、私みたいに悩んでいる後輩にも寄り添ってくださるんだろうなって──。

 11月25日(土)の「3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」を最後に土生さんは卒業してしまうので、向井さんの寂しさも人一倍でしょうね。けれども、B.L.T.のインタビューで「確かにグループからはいなくなるけど、みんなとの関係性は変わらないので」とも話していましたから、卒業してからも頼れるお姉さんであり続けるのかな、と……。

 その言葉、私にも言ってくださいました。でも、やっぱり心の中に大きい穴がポッカリ空いた感じが正直あります。そういうところにもたぶん気付いていらっしゃって、「櫻坂にはたくさん先輩がいるんだし、みんな後輩のことを気にかけているから、何か悩んだりしたら誰かに言うんだよッ」って、アドバイスしていただいて。実際、櫻坂の先輩方は本当にみなさん優しくしてくださるので……ご迷惑にならないように気を付けつつ頼らせていただこうと思います(笑)。

 まあ、「涙の数だけ強くなれる」という歌もありますし(笑)、こういった経験はきっと向井さんの心を強くしていくと思いますよ。

 そうなっていくといいんですけど……。でも、B.L.T.さんの三期生特集(11月号)の時にもお話したんですけど、誰かの前で涙を見せられるって恥ずかしいことじゃないんだなって思えるようになりました。涙を出さずに溜め込んでしまって、その結果「ワ〜ッ!」って爆発させちゃうよりも、ちょっとずつ流していって消化した方がいいのかなって。広島にいた時は家族にもあんまり自分の感情を見せたくなかったというか……心配を掛けたくなかったから、学校の行き帰りの誰にも見られないタイミングで泣いたりしていたんです(笑)。強がりなので、弱っている自分を見せたくなくて。何なら努力しているところを見せるのも恥ずかしいと思っていたので、母にも「え、勉強? やってないけど大丈夫、大丈夫!」なんて言いながら、学校でめっちゃ勉強して家では何にもしない、みたいな感じだったんです。自分のことを知られるのも恥ずかしいし、『素の私を知ったら、何て思われるんだろう……』とか『〝こんな一面があるんだ。変わってるな〜〟って思われたらどうしよう⁉』とか思いながら過ごしていて、常に強がっていました。

photo=岡本武志

Information

 ……と、自分自身について話すことに躊躇いがあった向井純葉だが、11月17日発売の「blt graph.vol.96」では胸の内を切々と吐露。三期生曲「マモリビト」の制作期間に支え合ったメンバーとのエピソードや彼女自身のパーソナリティーについて、また東京・新宿で公演中の「新参者 LIVE at THEATER MILANO-Za」に懸ける思い、そして初めて公表するほかの坂道グループメンバーとの意外な交友など、多々語ってくれている。なお、同号は同じく三期生メンバー・山下瞳月が初めてソロで雑誌の表紙を飾り、「新参者」に向けての思いを軸に、山下から見た先輩メンバーの姿や三期生の現在地についてロングインタビューで深掘り。2人の三期生の言葉から、櫻坂46というグループの「Now and Then」が見えてくるはず!

text=平田真人

「blt graph.vol.96」表紙【山下瞳月(櫻坂46)】
「blt graph.vol.96」ローソンエンタテインメント購入特典ポストカード【向井純葉(櫻坂46)】

■向井純葉限定ポストカード付き「blt graph.vol.96」のご購入はこちら
https://www.hmv.co.jp/product/detail/14413000

「blt graph.vol.96」ローソンエンタテインメント購入特典ポスター【山下瞳月(櫻坂46)】

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https://www.hmv.co.jp/product/detail/14412998

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