オープニングテーマ「ノンシュガー」ライナーノーツ
「自分を愛せそうにない夜に会いたくなるんでしょう?そうやって」
甘えたいのではなく甘やかしてほしいだけだったのかもしれない。
本当に知りたいのは君のことじゃなく、君の目に映る僕自身だったのかもしれない。
「かも、しれない」
悲しい顔を見飽きた。悲しそうな顔をし飽きた。
「だめだよ。このままじゃ」
好きだということに気付いたときには全てが手遅れだったりする。湿ったコンクリートの匂いが薄れてきた頃、夏が終わっていたことをようやく僕は知る。
マカロニえんぴつ・はっとり(Vocal&Guitar)コメント
ドラマ「あのコの夢を見たんです。」の OP 曲として書き下ろしました。本作、原作の他にも山里さんの著書は「天才はあきらめた」なども読んでいて、純粋に山里さんのファンだったので今回携われたことがうれしいです。ドラムの音に電子音を取り入れたり、バンドとしてサウンド面でも新しい挑戦ができました。
原作・山里亮太コメント
書き下ろしてもらうという事のうれしさってこんなにうれしいんですね! しかもマカロニえんぴつに!?本当に嬉しかったです! 何度も聞いて、ここは僕のこの言葉が生きてるのかなぁ? とか、あぁ、きっとこの歌詞は僕のあの思いをめちゃくちゃかっこよく言ってくれてるんだぁ! とか考えながら何度も聞いてるうちに、ただただこの楽曲のカッコよさに魅了されてました。しかも 2 番には僕の別の本、「天才はあきらめた」から生まれた言葉もあるという…いやぁ、ありがたい!ただただありがたいです。ただ、そんな僕だけに刺さるのではなく、僕にはこの刺さり方をしてるっていう事で、聴く人それぞれの刺さり方をしてくれる曲なんだろうなぁと思います。この曲が鍵になって聞いた皆様の妄想の扉が開いてくれそうだなぁとニヤニヤしております。ぜひ皆様もこの曲で妄想の世界へいきましょう。
プロデューサー・倉地雄大コメント
“あのコの夢を見たんです。×マカロニえんぴつ” すごくワクワクする組み合わせな気がしませんか? 私はこの組み合わせに行き着いたときに、このドラマがグッと奥行きを持った気がしました。通常のオープニングテーマよりも、もっと「マカえん色を強く押し出したい」そんな私のわがままを、第1〜5話は大好きな曲をお借りして、第6話からは豪華な書き下ろし楽曲でドラマを彩っていただけるという、涙が出るような嬉しい形でご一緒させて頂きました。そして、「ノンシュガー」です。素晴らしいバンドサウンドに、はっとりさんのエモい歌声、耳に残る秀逸な歌詞など、マカえんっぽさ全開の楽曲になっています。“あの夢×マカロニえんぴつ”、実は仕掛けはこれだけではありません! 引き続き、お楽しみください!
<番組情報>
毎週金放送中
ドラマ24 第60弾特別企画 「あのコの夢を見たんです。」
毎週金 深0・12~0・52 テレビ東京系
※テレビ大阪では翌週月曜 深0・12~放送
公式ホームページ:https://www.tv-tokyo.co.jp/anoyume/
第6話(11/6金放送)・山本舞香「黒帯ちゃんとメガネくん」ストーリー
青春なんてバカバカしい。高校生の山里(仲野太賀)はそう思いながら日々を過ごしていた。そんな時、天才空手少女・舞香(山本舞香)と出逢う。舞香の眩い笑顔に、思わず告白してしまう山里。しかし舞香からは「ハンカチを取れたら付き合ってあげる」とまさかの答えが!その日から二人の長い戦いが始まった。ハンカチが紡いだ恋の闘い…そこに鬼瓦(関口メンディー)が乱入して大騒ぎに。果たして山里は舞香の彼氏になれるのか!
(C)「あのコの夢を見たんです。」製作委員会