イベントでは、参加した一般の観客から質疑応答の時間が設けられた。好きなシーンを聞かれると、桜井は「私は花火のシーンが好きです。鹿野がとっておきの2本、3本かな? ずーっと取っておいた花火を一緒に小坂れい(間宮)とやろうと言って、でも湿気っていて点かないけれど『来年もやろうぜ』って言って手を繋いでくれる感じとか……キュンとしますよね」と、見どころを語った。
すると、それを聞いた間宮がそのシーンでこだわったという、とあるセリフを披露。しかし、そのこだわりについて桜井は現場で気づいていなかったことが後日発覚し、撮影が終わってからのインタビュー取材の際に知ったことを暴露した。桜井は「ほんとにすごいですね、監督! びっくりしました(笑)。 そういうところも含めて、今回監督の脚本は秀逸でした」とうまくまとめ、登壇者や観客の笑いを誘った。
さらに、「面白かったアドリブ」を聞かれた堀田が、地味子(恒松)のとあるシーンの「遠目はね」というセリフを紹介。すると、なぜか理解できていない様子の桜井は「トウミョウはね……?」と言い、「いや、”とおめ”だから(笑)!!」と総ツッコミを受けるなど、桜井ワールドが炸裂した“カワイさ満点”の舞台挨拶となった。
桜井日奈子コメント
今日は短い時間でしたが、ありがとうございました。とっても楽しかったです。「殺さない彼と死なない彼女」、この作品をより多くの人に届けたいと思っています。今日見ていただいた皆さんに協力していただいて、またお友達を誘ったり、お父さん、お母さんを誘ったりとか、ちょっと一緒に行こうぜって誘ってくださるとうれしいなって思います。ここに登壇しているみんなだけではなくて、スタッフさんやたくさんの方の協力を得て、今日無事にこの日を迎えられたので、この作品がたくさんの方に愛されることを願っています。ありがとうございました。
photo=長谷繁郎
11/15(金)公開
映画「殺さない彼と死なない彼女」
新宿バルト9ほか全国ロードショー
(C)2019映画『殺さない彼と死なない彼女』製作委員会