吉岡里帆コメント
Q.「時効警察」への出演が決まったときのご感想をお聞かせください
前2シリーズを、私も一視聴者として見ていたんです。皆さんがまた集まることがファンとしてうれしかったと同時に、自分もあの世界の中に入れるということで「ホントに!?」と思いました。
Q. 新キャラとして参入する彩雲を今どうとらえて、演じてらっしゃいますか?
彩雲は刑事課の“期待の新人”で、いつも熱血。その一方で、会話の中にぶっ込み要素を持ってくる役割も担っているので、守備範囲が広いキャラなんです。昔からいる皆さんの絶妙な間やテンポを感じ取って、自分がその中でどんな役割を担うか考えるようにしています。
Q. 実際に演じる中で、ご自身の想像と違ったことなどありますか?
もっと即興でツッコミやボケが飛び交っているのかなと思っていたんですけど、特に三木(聡)さんが脚本・監督を担当される回は、皆さんが台本にあるセリフを一語一句、絶対に変えることなく、すべて完璧に積み上げられた会話劇になっているんです。そこは意外でした! 『時効警察』は計算されたセリフが全部カチッとはまったときに絶妙な笑いが生まれる世界なので、私も大先輩の皆さんに身を任せながら、一生懸命ついていくよう心掛けています。ドラマでここまで本格的なコメディー作品は初めてですし、撮影はとても楽しいです! 笑いが絶えない現場で、毎日幸せです。
Q. 今回は守備範囲が広いキャラだけに、劇中でもいろんなことをやってらっしゃいますよね
いろいろチャレンジできるので、楽しいです。実は今回、大先輩である麻生(久美子)さんにプロレス技をかけるという私的衝撃シーンもあるんです。すごくドキドキしました! しかも私、劇中でプロレスラーにまでなっちゃいます(笑)。かなりがんばっているので、ぜひ見ていただきたいです。
Q. 今回は決めポーズがあるとお聞きしました
彩雲は、いつも意気込んで「ガンバリマス!」と意思表示をするたび、左腕を垂直に立てて、その肘の部分に右手を添える、ウルトラマンの逆のようなポーズを取るんです。これ、スタッフさんとの打ち合わせで「期待してるよ」と言っていただけたとき、私が無意識のうちにやっていたポーズで、本編でも使おうということになったんです(笑)。普段はこんなポーズを取ることがないんですけど、力が入っていたんだと思います。 なぜか、そのポーズを取っちゃったんです。
Q. 「時効警察」チームにはすぐに溶け込めましたか?
麻生さんをはじめ、以前共演させていただいた方が多かったこともあって、すぐに受け入れていただけました。最初のリハーサルの翌日にも、初共演のオダギリ(ジョー)さんが「馴染むのが早かったね」とおっしゃってくださって、すごくうれしかったです。本当に皆さん、優しくて、面白くて、懐が広くて! 休み時間は、劇中さながらの会話が展開される一方で、皆さんが笑いの表現方法について、真剣に話し合ったりもされていて…。このバランス感覚は『時効警察』ならではだと思います。そんな現場がとても楽しいし、大好きです。
Q. 共演シーンの多いオダギリさんと麻生さんの印象を教えてください
オダギリさんは、心の中でふつふつと燃える『時効警察』愛を感じます。誰よりも皆さんのことを見ていてくださって、とても頼もしい方!麻生さんはかわいくて、面白くて、無敵な人! オダギリさんとも話していたんですけど、麻生さんの周りでは面白いことがたくさん起こるんです。いつも広い心で接してくださるので、大好きです! そんな皆さんとの化学反応を楽しみながら、私も全力で彩雲を演じるようガンバリマス!
10月スタート
金曜ナイトドラマ
「時効警察はじめました」
毎週金 後11・15~深0・15(※一部地域を除く)
テレビ朝日系
(C)テレビ朝日