的場中は、このドラマの舞台となる「シンシアイベンツ」の制作Dチームで働き始めた派遣社員。通勤時はニット帽にサングラス、コート着用というおかしな風貌だが、職場ではさまざまな初体験を喜び、いつもニコニコしながら、楽しそうに働く。そんな的場には、目を合わせた相手の隠れた内面や原風景が見える特殊能力があり、この特殊能力で同じ職場で働く“悩める社員たち”の心を救っていく……。
本作は、杉咲にとって初めての本格コメディーへの挑戦となり、人気脚本家・遊川和彦と杉咲のタッグにも期待が高まる。
杉咲花コメント
遊川(和彦)さんの作品をたくさん拝見していたので、出演が決まったときは初めてご一緒できる喜びを感じ、撮影が始まるのをとても楽しみにしていました。実は、遊川さんの作品に出られた経験がある方々から「鍛えられた」と聞いたこともあったので、勝手に「すごく怖い方なのかな……」と思っていたんです(笑)。でも実際にお会いしたら、作品に愛情がある方で、プロデューサーさん共々「僕たちを信じて、ついて来てください。恐れずにチャレンジしていきましょう」と言ってくださったんです。今回は主演ということで、プレッシャーや不安もあったのですが、その言葉のおかげで「面白い作品になるように挑戦していこう!」という気になれて、すごく救われました。私はアタルのような明るい役をあまり演じたことがないですし、本格的なコメディーも初めて。アタルは占うときに人柄が変わるのですが、その振り切り方も含めて、たくさん挑戦が詰まった役だと思います。遊川さんと一緒に試行錯誤しながら、アタルという人物を作っていく時間がすごく楽しいです。今撮影している第1話では、あこがれの志田未来さんとご一緒するシーンが多いのですが、志田さんのお芝居を誰よりも先に目の前で見ることができて、本当に幸せです! 毎日働くのが楽しいです。ちなみに、私自身には占いの能力はありません(笑)。でも、占いは信じるタイプで、年明けにはおみくじも引きますし、悪い結果が出たときに引き直したこともあります(笑)。そんな性格なので、実は占い師さんに占ってもらうのは避けているんです。言われたことに、なんだか執着しちゃいそうですから……。そんな私ですが、アタルの言葉にはいつも励まされています。このドラマは働くことが楽しくなったり、働きたいなって思えるような作品。皆さんにもぜひ見ていただけたら、うれしいです。
2019年1月スタート
ハケン占い師アタル
毎週木 後9・00~9・54 テレビ朝日系
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