全国の大学・高専あわせて24チームが自ら作ったロボットで競い会う「NHK学生ロボコン2018」(NHK総合)が、7/16(月)に放送。ロボコン応援団として大会を見届けた小島瑠璃子が熱戦の模様を伝え、声優・上田麗奈がナレーションを務める。
6/10(日)に東京・大田区総合体育館で開かれた今大会。優勝すれば、日本代表チームとして世界大会(ベトナム・ニンビンで開催)に出場できるとあって大会は熱気の渦に。番組では学生たちの熱い戦いと、人間には到底出来ない圧倒的なスピードと正確性を備えたロボットの凄技を一挙に紹介する。
小島瑠璃子コメント
Q. 白熱した試合でした。感想をお願いします
ものすごかったですね。試合を見ていてよかったなと思ったのは、学生たちが自分たちのロボットに込めた“こだわり”を大会で披露しようとしていたところです。勝敗はもちろんありますが、自分たちが追究した綺麗な投てきを観客の皆さんに見せたいというところは、プロ意識が高くて素晴らしいなと思いました。技術面でいうと、“完璧”を追究した東京大学は無駄が全くなく、本当に驚きました。世界でトップを狙える秒数みたいですし、世界大会で東京大学より早いマシンがあるのが思い浮かばないほどでした。日本代表になった東京大学には、ABUロボコン(ABUアジア・太平洋ロボットコンテスト)でも頑張ってもらいたいです。
Q. 学生たちの印象を教えてください
もともと東京大学に取材に行かせていただいたときから、学生たちの一生懸命さがすごく良いなと思っていて、目の前のロボットに対して一筋になっている姿を見て、応援したくなりました。大会のなかでいうと、センサーの誤作動で予選リーグ敗退が決まった大学の、学生たちの試合後の悔し涙が忘れられないです。やはり10カ月間、いろんなことをクリアして、毎日ちょっとずつ追い求めてきたものが、本番で出来なかったのはあまりにもつらいですよね。でも、スポーツでも受験でもそうですけど、何でも一発勝負の中にある無情さみたいなものが、大会のなかにも凝縮されていたと思います。
Q. 大会の模様はNHK総合で7/16(月)に放送されます。見どころをお願いします
一人ひとりの学生たちがロボコンに全てを懸けてきた熱量は、一度見ていただくとすぐわかると思います。ロボットの開発も大変ですが、+αで「シャトルコック」という飛ばす球の研究もみんな一生懸命にやっていました。技術力の戦いだけだと思われがちですが、それ以上に学生同士のチーム力が重要なんです。学生たちの姿から見える“人間のロマン”をぜひ感じてほしいです。
7/16(月)放送
NHK学生ロボコン2018
前9・30〜10・29 NHK総合
(C)NHK