欅坂46・小池美波＆土生瑞穂のないしょ話

2017年7月15日

欅坂46特集号となったB.L.T.8月号は、もうじっくり読んでいただけたでしょうか？
ちょっと遅くなってしまいましたが、ここで小池美波＆土生瑞穂のオフショットと、誌面に載せきれなかったインタビューを特別に公開しちゃいます！！

まずは、今号で10000字インタビューを受けてくれた志田愛佳ちゃんの「実は理想系が土生ちゃんで、1日に5回は見ちゃうんです」という告白を本誌が伝えた直後の土生ちゃんの反応からご紹介。
土生「え〜っ！　すっごくうれしいです……。もなちゃん（志田）から、そんなふうに思われてるとは思っていなかったので。あ……！　でも、何のときだったかな、フォーメーションが近いときがあって、そのときに『土生ちゃん、横顔がいいよね』って言われたことがありました。そうですね、確かに思い返すと、もなちゃんとちょくちょく目が合いますね（笑）。そっか〜、これからは『あ、もなちゃんに見つめられてる！』っていう反応をしようと思います」。

ここからは２人の対談のアウトテーク集です。息がピッタリな〝はぶみい〟コンビのやりとりを、ご堪能ください。

──２人でお出かけしたことってあります？

小池「このあいだ、一緒にお出かけしてきました」。

土生「プリクラを撮ったんです」。

小池「土生ちゃんの彼氏感ハンパなかったです（笑）。『KEYABINGO！２』の男装企画の〝みづのすけ〟くんも、めっちゃイケメンやったじゃないですか。和装がカッコよくて！」。

土生「いやいやいやいや……（と、照れる）」。

小池「うちのお父さんも実は土生ちゃん推しなんやで」。

土生「えっ、本当〜？」。

小池「でも、話を聞いてると怖くなる。『いつか握手会に行くときは、身長を盛りたいから背が高くなる靴をもっていくわ』とか言ってて」。

土生「いやいやいや、どうかそのままで来てくださいって、お父さんに伝えて〜」。

小池「あと、『不協和音』のＭＶで土生ちゃんが髪をまとめたやんか。あの髪型、好き！」。

土生「本当？　新鮮だった？　ちょっとね、気合い入れた（笑）」。

小池「でも、後ろで一本にまとめていたから、休憩時間にバスで仮眠するとき、シートの後ろにもたれかかれなくて（※髪型が崩れてしまうため）、前かがみになって寝てたのが印象的」。

土生「あ〜、そうだった！　後ろでまとめると、そういうことが起こるよね（笑）」。

小池「首がつらそうやった」。

──さすが、よく見ていますねぇ！

小池「好きやから……ずっと見てた」。

土生「わ、告白された（笑）」。

──仲のよろしいことで……（笑）。ここでいったん、ほかのメンバーの話題もあげてもらえればと思いますが、どうでしょう？

小池「そうですね……土生ちゃんは寝起きがいいって話をしましたけど（※発売中のB.L.T.８月号の記事をご参照ください）、よね（米谷奈々未）は反対で、本当に起きないんです。移動のバスでよく隣の席になるんですけど、いつも私の肩に寄りかかってきて爆睡していて。よねの顔を持ち上げてシートに戻しても、また私の方に寄りかかってくるので、また戻して……というのを何回か繰り返すっていう。で、そのうちようやく目が覚めるんですけど『よね、今日もすごかったよ』って言うと、『え～、全然記憶にないわ～』って（笑）」。あと私、『けやかけ（＝欅って、書けない？）』で織田（奈那）にめちゃめちゃツッコみたいんですよ。基本的にメンバー全員がいるので、『ここで割り込んでいいのかなぁ』って、迷ってしまうんです」。

土生「わかる、いま自分が割って入ったら、いい流れが壊れちゃうのかなって思っちゃうんだよね」。

小池「でも、普段は何かというと織田にツッコんでるんですよ。織田が『ハハッ』って笑って終わるんですけど。その不思議な関係性を、もっと前に出せたらいいなと思っていて」。

──小池さん、織田さんの関西弁に厳しいですもんね（笑）。

小池「私としゃべってると織田も関西弁になるんですけど、アレ本当にいらないです。でも、織田の誕生日は１日だけ関西弁を使ってもいいよって許しました（笑）」。

──１日だけならいい、と。あと、ひらがなけやきのメンバーともだいぶ距離が縮まったと思うんですが、フランクに話す人っています？

小池「きょんちゃん（齊藤京子）とは敬語じゃないですね」。

土生「大好き、京子ちゃん。超面白い」。

小池「ね、私も大好き。天然。なーこちゃん（長沢菜々香）に似てる」。

土生「わかる！　めっちゃ真面目なのに、結果的に面白いっていう（笑）。『SHOWROOM審査』で見ていたときと、実際の印象が一番違ったのが京子ちゃんだった。見てた？」。

小池「うん、見てた。今でもはっきり覚えてるんだけど、初めてきょんちゃんがSHOWROOMで配信したのが、『サイレントマジョリティー』の京都での全握（＝全国握手会）の前日だったんですよ。その移動中に見てた」。

土生「わたし的に最近の京子ちゃんのヒットは、個握（個別握手会）で〝きょんこナース〟しながら、あの低い声でファンの方に『お注射しちゃうぞ』って（笑）」。

小池「本当、京子ちゃん面白いなー」。

──いいエピソードをありがとうございます。では、ライブ盛りだくさんの夏に向けて、２人の抱負を聞かせてください。

小池「『ROCKIN’ IN JAPAN』と『SUMMER SONIC』はロック系のファンの方が多いと思うので、たぶん欅を初めて見てくださることになると思うんです。その方たちの印象に残るような、力強いダンスやパフォーマンスだったり、表情をお見せできたらなって思います」。

土生「欅はダンスが激しいので、夏の野外ということで体力的な面で心配もありますけど、暑さに負けないようなパフォーマンスをしたいなと思います。みいちゃんも話したように、私たちを初めて見る方々に欅の良さを伝えたいですし、そういうチャンスはそうあるものじゃないので、がんばります。私自身は、すっごく楽しみです！」。

小池「私も。ライブ大好き！」。

土生「うん、大好き！」。

小池「早着替えは大変やけど（笑）」。

土生「わかる〜。クリスマスのワンマンライブのとき、FIVE CARDS（3rdシングルのc/w曲『僕たちの戦争』を歌唱する５人ユニット。土生が参加）からのクリスマスメドレーの早着替えは、めっちゃ大変だった」。

小池「あれはヤバかったねー」。

土生「走りながらFIVE CARDSの衣装を外していって。下にサンタさん仕様のクリスマス衣装を着てたんだけど、さすがに靴だけは重ねて履けないから、クリスマス衣装に合わせたのにして。あと、イヤモニ（イヤホンモニタ）も着けてるから、本当大変で」。

小池「（渡辺）梨加ちゃんのサンタの衣装でチャックが閉まらないときがあったし」。

土生「それでもステージ上では何もなかったような顔をしないといけないからね。あれ、みいちゃんもアクシデントなかったっけ？」。

小池「あったよ、ステージ袖で転んだ。ちょっとすき間があったんやけど、そこに思いきりハマって、出られなくて。そしたら、鈴本（美愉）がバッと引っ張ってくれて」。

土生「そうだったんだ！　さすが、もんちゃん（＝鈴本）」。

小池「で、すぐスタッフさんに『誰か助けて！　みいちゃんがコケた！』って叫んでくれて」。

土生「もんちゃん、かっこいい！　パフォーマンスもカッコイイから」。

小池「鈴本のダンス、めっちゃ好き」。

土生「全握のライブだったかな。『エキセントリック』を演ったとき、片っ方の靴を投げるじゃない？　もう一個はステージ袖に置いてあるんだけど、もんちゃんと私の靴が逆に置かれてて、もんちゃんはブカブカで私は小さめのを履くことになっちゃったのね。で、絶対に踊りづらかったと思うんだけど、もんちゃんは全然そういうことを感じさせずに踊ってたから、スゴイなーって。あと、みいちゃん（小池）のダンスもキレがあって、私好きなんだよね」。

小池「え、全然キレないやん……満足したことないよ」。

土生「振り入れとかレッスンのときにスタッフさんが撮ってくれたビデオを見てると、みいちゃんがダンスうまいのわかるんだよ。ま、好きだから見ちゃうのもあるけど（笑）」。

──またノロケ話ですか（笑）。小池さん、どうでしょう？

小池「うれしいんですけど（笑）、真面目な話、私は織田のダンスをよく見てます。『不協和音』のAメロの上半身を揺らすダンス、織田がめっちゃうまいんですよ。レッスンが始まったころは踊りが小さくて、織田も『ダンス得意じゃない』って言ってたんですけど、どんどん動きが大きくなっていって。特に4th（シングル）でフロントに選ばれてから、ずっと鏡と向き合って自分と戦ってるんですよ。その姿を見て、織田すごいなって思いました」。

土生「尾関（梨香）もダンスすごくうまくなったよね」。

小池「うまくなった。でも、一番躍り込んでるのは、なーこだと思う」。

土生「ぺーちゃん（渡辺梨加）も、いざというときに踊れるのがすごい」。

小池「（有明コロシアムでの）ワンマンライブでのソロダンスも、リハーサルで苦戦してたんだけど、本番でバキッと決めてきたから、『ウワーッ』って感動した。直前まで洗面所の鏡の前で練習してて、そのギリギリまで諦めなかった練習が本番に生きていたから、ぺーちゃんスゴいって思った」。

土生「欅はみんなスゴイよ、本当。刺激になる」。

小池「ね。うちらもがんばろう」。