映画「傷だらけの悪魔」が公開初日を迎え、主演の足立梨花、江野沢愛美、加弥乃、そして本作が女優デビュー作となった岡田結実といった出演者らが舞台あいさつに登壇した。
本作は、イジメをテーマにした学園ドラマ。親の都合で田舎の高校に転校してきた葛西舞(足立)の前に、中学時代に同級生だった小田切詩乃(江野沢愛美)が現れる。舞のグループからイジメに遭っていた詩乃は、復しゅうを決意。詩乃の策略によってイジメの標的とされた舞は、藤塚優里亜(加弥乃)、名取静(岡田結実)らクラスメートのイジメに耐える地獄のような日々を過ごす。「後悔はしたくない」と決心した舞は孤立無縁の中、一人反撃を始める。
劇中の制服姿で登場した足立は「もう24歳なので、制服は、これが最後かな」と少し照れながらあいさつ。撮影中は役作りのために共演の江野沢らと会話しなかったことを明かし「自分から言いだしたことなので、みんなに話しかけることもできず、『写真撮るよ〜』なんて楽しげにしているみんなを背中に感じながら、いつも一人、窓際で“ぼっちメシ”でした。イジメのシーンより辛かったかもしれません(笑)」と、一人さびしく食事をしていたエピソードを披露し、撮影を振り返った。岡田は「休憩時間なんですけど、学校の中にいるのに携帯を使えるのが不思議でした」と、登壇した女性陣で唯一の現役高校生ならではの感想を。また加弥乃ら先輩の3人について「とても大人っぽくってステキでした!」と語るも、「制服が似合わないってこと?(笑)」などと3人から総ツッコミを受ける場面も。イジメという重いテーマの映画ながらも出演陣は和やかなトークで会場を盛り上げた。
映画「傷だらけの悪魔」
2/4(土)より、角川シネマ新宿ほかにて全国公開中!
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