葵うたのweb連載【葵色日記】#59 タイムマシーンガール

先日、私にとって初主演作品になる劇場映画「タイムマシンガール」の公開が始まりました。

こちらは池袋シネマ・ロサさんの2階に設置して頂いている、特設コーナーの写真。
登場人物の劇中衣装と、タイムマシン装置が展示してあります!
(私の母は装置を手に、思いっきりノリノリで写真を撮って送ってきました。笑)

初日公開日はありがたいことに、満員御礼で迎えました。(本当に嬉しい!!!)
映画上映後に監督、キャストの皆様と舞台挨拶に登壇。
久しぶりの再会に胸躍らせ、それから何より、お客様は、ど、、どうなの、楽しんでもらえたかしら、、、と、恐怖に似た期待心で心臓バクバクでした。
名前を呼ばれ、ステージに登った瞬間に、前から後ろまでずらっと埋まっている席と、何よりこちらに向いているお客様の表情に、それはひたすらに、感無量でした。
「届いた、」と言う実感。
と、映画撮影のその先、向かうべきところ。
この為に、頑張ってきたんだ、と言う想いでした。


贅沢なことに、取材もして頂き、写真を劇場内で撮って頂けるという贅沢な体験もしました。。。!

素敵に取り上げていただいたので、是非チェックして下さい。
改めまして、映画を見てくれた皆様、これから見てくれる皆様、本当にありがとうございます。

初日は、私が演じる可子のタイムスリップ体質を改善する為に一緒に切磋琢磨(?)する後輩ちゃん、千鶴を演じたつる高鶴桃羽さんと久しぶりの再会を果たした日でもありました。


相変わらず他人想いで、優しくて、可愛らしくて、
この人に支えられた撮影の日々をわぁっと思い出しました。
映画タイムマシンガールは新しいSF要素と、個性豊かなキャラクターや展開、ほのぼのと小気味のいい会話、プロセス、心ワクワクする音楽、などなど、楽しんでいただける要素沢山あるゆるっとエンタメ映画だと思っているのですが、私は、「友達ができる映画」と言うところが、とても好きです。

驚くとタイムスリップしてしまう「体質」。
自分は面倒くさく思っているし、扱いが難しいその「体質」も、誰かが面白がってくれたり、認めてくれること。
そうするとなんだか少し生きやすくなったり、「まぁいいか」と肩の荷を下ろして、人生の幅が広がること。
それを教えてくれるのは「他者」であること。

この映画はシンプルなようでなんだか奥が深い。うむ。
こねくり回すのもナンセンスですが、お客様に笑ってほしい、楽しんでほしいという監督の想いが、タイムマシンガール にはぎゅっと詰まっているように思います。


それからなにより「好き」の強さ。
エンディングの試合シーンは、もうとってもかっこいいし清々しさが凄いです。
タイムマシンガールは、私も何度も見たくなる、ハマるとなんだかもう抜け出せない魅力があるんですよね、、笑

舞台挨拶の後、劇場入口でお見送りをさせていただいています。
その時の一人一人のお客様の、「とっても楽しかった」「夫に連れられてきたんだけど、思わず面白くて、観れてよかったです」など、かけてくださる言葉と笑顔に、ものすんごい幸せな気持ちになりました。
あの気持ちは、うん、一生忘れないです。


お仕事をする上で、色々なところにモチベーションはあるけれど、何が一番根底かって、やっぱり、楽しんでもらいたい、こと。


それだけは常に胸に留めて、これからも温かい気持ちで、俳優業に向き合っていきたいと思います。精進!!!

ありがたいことに、映画の上映期間、3週間から4週目まで延長が決定いたしました。
この映画特有のパワーが、沢山の人に届きますように。!!!!
私は、2/7(金)、2/8(土)、2/21(金)
映画上映後の舞台挨拶に登壇させて頂いています。
泣いても笑っても、劇場で映画を見ていただけるこの期間を精一杯味わいたいです。
是非皆様、劇場でお会いしましょう。
よろしくお願いいたします!!


【毎連載恒例のオススメの一冊】

「タイムマシンガールパンフレット」

葵うたの aoi utano

’99・7・4埼玉県出身。蟹座。B型。俳優・タレント。ドラマ「ガールガンレディ」、「パリピ孔明」などの出演経験があり、アニメ「Artiswitch」では主人公の声優を担当。主演の星野可子役を演じた長編映画「タイムマシンガール」が池袋シネマ・ロサや宇都宮ヒカリ座にて公開中。現在公開中。また、山田彩花役を演じたドラマ「さっちゃん、僕は。」がNetflixにて配信中。


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