加藤小夏が写真集「二日月」発売記念イベントに登場! 初海外の台湾で、マンゴーに魯肉飯にスイカジュースの食い倒れ旅(!?)を満喫 制作秘話なども語ったイベント内容を全部載せ!!

 女優の加藤小夏が、待望のファースト写真集「二日月(ふつかづき)」を刊行。その発売を記念してファンと触れ合うイベントが、2月3日(土)に敢行されました。同日にはメディア向けの会見も行われたので、B.L.T.もオフィシャルメディア(⁉)として出席! その様子を微に入り細に入りお伝えします。

 会見開始時間になり、進行役が「加藤小夏さん、入られます!」とステージ横の扉を開けるも……小夏さん本人は何と、その手前に設えられていた別の扉から登場! これで会場がドッと沸いて、一気に空気が和やかに。フォトセッションでの「(手に持った写真集に向けて)指さしポーズお願いします!」とのリクエストにぎこちない感じで応えたり、映像メディアから「(※写真集でいったん顔を隠してからの)ひょっこり、お願いします!」と請われて、照れながらやってみたりと……クールなイメージを一新。会見はフランクな雰囲気で進んでいき、質疑応答に移りました。以下、メディアとの受け答えを全部まるっと載せます!

──まず、写真集を出すと決まった時のお気持ちからお聞かせください。

「はい、今回の写真集を撮っていただいたカメラマンさんが細居(幸次郎)さんという方なんですけれども、細居さんとは私が18歳くらいの時に初めて写真を撮っていただいて、知り合いました。その時に、いつか細居さんと紙(媒体)の写真集を出せたらいいなーと、思いまして。まさか、それが年齢を重ねて、24歳になったタイミングで実現するとは想像もしていなかったので、決まった時は本当に心からうれしかったです」。

──この撮影がご自身にとって初の海外ということでしたが、台湾はいかがでしたか?

「もう……最高でしたっ! (思い出してテンションが上がり)うんっ、ええっ! ご飯も美味しい、人も優しい、景色も素晴らしい、そして一緒に行った(スタッフの)皆さんが本当に温かくて、いい写真集をつくろうっていう気持ちを持って──同じ志(こころざし)を持って行けたので、全部が最高の経験でした、うんっ」

──では、撮影中の思い出深いエピソードを挙げるとすると?

「えっと……たくさんあるんですけれども……う〜ん、スイカジュースが美味しすぎて、下手したら本当に写真集全部がスイカジュースを持っているカットになっちゃうんじゃないかなっていうくらい、ずっと飲んでいて(笑)。タイトルも『スイカジュース』でいいんじゃないかなって、現地にいる時は思っていたんですけど……あ、『二日月』という素晴らしいタイトルになったんですけど、そのくらいスイカジュースが美味しかったです。さっきの(フォトセッションで見せた)お気に入りのカットの次のページで、ちゃんとスイカジュースを持っていると思います」

──そのタイトルですが、『スイカジュース』ではなくて『二日月』になりました。いろいろと候補があったと思いますが、このタイトルに決めたのはどういう理由だったからなんでしょうか?

「そうですね……担当の編集の方が本当にたくさん、いろいろな候補を考えてくださったんですけれども、その中でひとつポーンと『このタイトル、どうですか?』と送られてきたのが、『二日月』でした。三日月よりもずっと細くて、数十分から1時間くらいしか観ることができない月なんですけれども、それを私とリンクしてくださったみたいで──何か消えちゃいそうな雰囲気だったりとか……全然元気に生きていますけど(笑)、そういったところを重ねてくださったり、女優としてはまだ始まったばかりだ、という風に書いてくださっていて。その二日月と、これから満月のように輝いてほしいという思いを込めて、タイトルに付けたいとおっしゃって。それが私の心にも刺さって、『ぜひ、それで!』とお願いしました」

──先ほどスイカジュースへの思いを熱く語っていましたが、表紙はマンゴーを食べる写真になっています。マンゴーも美味しかったですか?

「私、実はマンゴーがずっと苦手だったんです。むしろ好きじゃなかったというか……日本にいる間は食べられなくて。でも、現地で借りたスタジオ兼お家みたいな場所で、ご厚意でマンゴーを出してくださって。『マンゴー食べられないんだよなぁ、私……』って、実は思っていたんですけれども(笑)、『せっかく出してくださったから食べよう!』って一口食べてみたら、もう……フルーツの中では今まで味わったことがないくらい美味しくて! そのインパクトが強くて、(表紙は)あんなに豊かな表情になったんですけど、その顔が良かったから表紙になったのかなって思いました。あ、スイカジュースももちろん最高でした!(笑)」

──そもそもなんですけれども、なぜロケ先が台湾になったんでしょうか?

「それは……編集の方が『ぜひ、台湾で。絶対に合うと思います』と、おっしゃってくださったからですね。私も海外に行ったことがないし、まさかロケで行くとは想像もしていなかったので、どこでもいいです──というと語弊がありますけれども、詳しい方にお任せした方が間違いないですし、そんなに私と合う土地だと言ってくださるなら絶対に台湾だな、と思って、ロケ先に決まりました」

──率直にいかがでしたか、初の海外は?

「初海外でしたが、行く時から全然緊張していなくて。もう本当に楽しみがずっと勝っていて、現地に行ってからも『コンビニ楽しい!』とか『ご飯、何食べよう?』とか楽しみなことしかなかったんですけど、帰りの飛行機が中国語……だったのかな? 機内アナウンスが。結構、揺れまして──その時の中国語が激しくて、『あぁ、私これで死んじゃうんだ……』って思ったことが印象的です。でも、おかげさまで無事に帰ってこられました(笑)」

──ちなみに、写真集全体の撮影テーマというのは……?

「私の中では〝嘘がない〟がテーマで、もちろん衣装を用意していただいたり、メイクもしていただいているんですけれども、私自身はその場に立っていて1つも嘘がなかったんです。美味しかったら『美味しい!』、射的がうまくいかなかったり、ゲームに負けたら『悔しい!』とか……ベッドの上にいる時も、いつも通りの私を意識というか、スタッフの皆さんと一緒にして自然とそうなったかなっていう印象です」

──中でも、お気に入りのカットは?

「(赤いTシャツを着て)魯肉飯を食べているカットなんですけど、元々魯肉飯が大好きで現地でもいろいろな魯肉飯をいただきまして。中でも、あの時の魯肉飯がとびきり美味しくて! で、ちょっと気持ちワルイ角度になっているんですよ、自分の身体が。あれって出そうと思って出せるものでもなくて、自分から滲み出ているなっていうのが写真から伝わってきたので、自分でも気に入っています(笑)」

──小夏さんと台湾を食事旅行している気分が味わえる感じもします(笑)。

「そう思っていただけたのであれば、良かったです(笑)。たくさん見てください」

──初海外は台湾でしたが、次はどこの国へ行ってみたいですか?

「(一瞬、考えて)……台湾です。帰ってきた日から、もう『また台湾へ行きたいっ』ってずっと思うくらい本当に最高な旅だったので、うんっ! スイカジュースもまた飲みたいですし、ご飯も食べたいし、たぶん次もまた台湾へ行くと思います」

──それほど台湾に魅せられてしまったと。ちなみに、今年の女優としての目標と言いますか、こんな1年にしたいという抱負があれば、お聞かせください。

「そうですね……目標とかを言うのがあんまり得意じゃないんですけど、今年に入ってドラマや作品に参加させていただいて、やっぱり私は現場が大好きだなって改めて実感したんですね。もう撮影が楽しくて楽しくて仕方なくて……その気持ちをずっと絶やさず、忘れずにいたいなっていうことと、お芝居や作品を見てもらわないことには始まらないので、多くの方に作品を届けられるような1年にしたいなという風に思っています」

──期待しています! では最後に、ファンの方や写真集『二日月』を手に取ってくださった方へのメッセージで締めていただければ……!

「これから写真集を見てくださる皆様、『二日月』という写真集は本当に……ありのままの私が写っていると思いますし、パブリックイメージの加藤小夏よりも〝良い!〟と私は思っているんですけれども(笑)、新しい私を知ることができるんじゃないかなという風に思います。はい、ぜひ……ゆっくり、じっくり見ていただけたらなと思います」

 台湾という異国の地で過ごす、非日常的な日常。エキゾチックでありながら地続きの世界線で浮き立つのは、はかなげなイメージとは異なる、実在感に満ちた彼女という存在にほかならない。食べて、笑って、まどろんで、無邪気に楽しんで……と、まさに生身の加藤小夏の表情と姿が全編に渡って記録されている写真集『二日月』を見ずして結構と言うな──と、僭越ながら声を大にして言わせてもらいます!

取材・文=平田真人

●PROFILE

加藤小夏(かとう こなつ)

1999年6月26日生まれ。東京都出身。蟹座。A型。’19年、連続ドラマ初出演となったドラマ「I’’s」でヒロインの一人に抜擢される。近年は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(’22年)や、乃木坂46・山下美月主演ドラマ「さらば、佳き日」(’23年 テレビ東京系)に出演し、話題に。また、アパレルブランド「ForWe」のブランドプロデューサーという一面も持つ。さらに、2/9(金)公開の映画「身代わり忠臣蔵」、2/16(金)公開の主演映画「コーヒーはホワイトで」など待機作が多数控えている。

目次

購入者特典

●特典内容①:限定表紙版

対象店舗:Amazon

※表紙カバー以外は通常版と同じ内容となります。

※限定表紙版の販売は、在庫がなくなり次第終了いたします。

Amazonでの購入については下記HPをご覧ください。

https://www.amazon.co.jp/dp/4867017507

●特典内容③:加藤小夏生写真1

対象店舗A:楽天ブックス

※ ローソンエンタテインメント購入特典生写真とは絵柄が異なります。

楽天ブックスでの購入については下記HPをご覧ください。

http://books.rakuten.co.jp/rb/17730375/

対象店舗B:ローソンエンタテインメント(※WEBのみ)

※ 楽天ブックス購入特典生写真とは絵柄が異なります。

ローソンエンタテインメントでの購入については下記HPをご覧ください。

https://www.hmv.co.jp/product/detail/14521531

<注意事項>

※2月6日現在

※予約開始日時は店舗によって異なる場合がございます。詳しくは各社HP等にてご確認ください。

※特典付き販売店は、追加になる場合がございます。

※限定表紙版および特典付き販売は、在庫がなくなり次第終了いたします。ご了承ください。

【商品概要】
「加藤小夏 写真集 二日月」
●発売日:2024年2月2日(金) ※一部、発売日が異なる地域がございます
●定価:3,300円
●発行:東京ニュース通信社
全国の書店、ネット書店にてご予約いただけます。詳細はTOKYO NEWS magazine&mook<https://zasshi.tv/>をご確認ください。

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