——アユ役のオファーを受けた時の率直な感想をお聞かせください。
「ただただ『私でいいの!?』という感じでした……。浜崎さんは、私もとても刺激を受けている大先輩なんです」。
——“平成の歌姫”を演じるにあたっての反響はいかがでしたか?
「周りからは驚きの反応がたくさんありました。自分は自分としてがんばっていきたいです」。
——台本を読んでの感想を教えてください。
「まずは原作を読んで、繊細な心やピュアな部分がたくさん描かれている奇麗な物語だと思いました。ドラマの方では、原作になかったような面白いこともたくさん出てくるので、これから撮影が進んで、どのような仕上がりになるのか楽しみです」。
——役作りはどのようにされていますか?
「初めてのお芝居なので、しっかりと台本を読み込んだり、ひたすらイメージトレーニングの積み重ねです。皆さんについていけるよう必死にがんばっています」。
——アユという女性はどのようなキャラクターなのでしょうか。
「ドラマではピュアな部分も持ちつつ、ハングリー精神みたいなものも持ち合わせた女性ですよね。そこを表情やセリフなどでどうやって表現するのか、いろいろと考えながら演じていけたらなと思います」。
——安斉さんはハングリー精神を持っているタイプですか?
「あまり人との比較をしないので、ハングリー精神をどう表現するか、日々試行錯誤をしています」。
——希代のプロデューサー・マサ役は三浦さんが演じられていますが、どのような方ですか?
「三浦さんは演技面でもいろいろとご指導してくださって、とても優しい方という印象です。また、出演されている作品の数々を拝見させていただいて、やっぱり俳優さんはすごいんだな……と実感しました」。
——ここまでお話を伺っていると、初のドラマ出演への緊張が伝わってきます!
「そうですね。めちゃめちゃ緊張しています……(笑)」。
——そんなプレッシャーとは反対に、本作への出演で楽しみなことを教えてください。
「’90年代の音楽や、今では見ることのできない風景などがたくさん出てくるんです。そういった部分は、タイムスリップする感覚で楽しめるんじゃないかと思ってワクワクしています」。
——安斉さんにとって飛躍の作品になると思います。演技に挑戦することで、どんな自分になりたいかお聞かせいただけますか?
「本格的にお芝居をやらせていただくことは、音楽活動の方でも必ず生きてくると思うんです。いろんなものを吸収できたらいいなと思います」。
——これまでの現場で吸収できたことがあれば教えてください。
「今はまだ、そこまで考えられるほど余裕がないです! 必死です!(笑)」。
——これからが楽しみですね! では、最後に意気込みとメッセージをお願いします。
「初めての演技で緊張しているんですけど、しっかりと台本を読み込んで、役作りもがんばるので応援よろしくお願いします。ぜひご覧ください!」。
●PROFILE
安斉かれん anzai kalen
’99・8・15神奈川県出身。「ポストミレニアルギャル(=ポスギャル)」と呼ばれる、次世代ギャルの1人。’19年5月1日「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」で歌手デビュー。4月1日にはNEWシングル「FAKE NEWS REVOLUTION」の配信がスタートしている。今作「M 愛すべき人がいて」は本格的な演技への初挑戦となる。
4/18スタート
M 愛すべき人がいて
毎週土 後11・15〜深0・05 テレビ朝日系
ABEMAにて独占配信
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