そして、ツアー最後となる夜公演。支配人からの卒業セレモニーでは、ツアーで定番だった尾崎豊の「卒業」から海援隊の「贈る言葉」に変更され、冒頭からファイナルの特別感が漂う構成に。セットリストも、これまで披露してきた全体曲・ユニット曲・ソロ曲・メドレーを織り交ぜ、ツアー全公演を凝縮した集大成となった。
ツアーのお楽しみ「寸劇戦隊 指レンジャー」も最終回。博多星を支配した極悪同好会のボス・クドー(工藤陽香)を、なぜかゴールドに輝く最強の指レンジャーに覚醒した松岡はなが激闘の末に倒し大団円に。
「ぐだぐだ」「くだらない」と自虐的だった出演メンバーも演出抜きで感極まって涙する、まさかの感動のラストとなった。
最後に、チームHキャプテンの松岡菜摘が「応援してくれるみなさんの力が大きくて、こうして最終日を迎えることができました。今のHKT48にとって大事な時間を過ごさせていただきました。これからも皆さんに支えてもらって、たくさん応援してもらって、たくさんたくさん思い出を作りたい なと思います(※一部抜粋)」と、メンバーを代表してあの支配人が卒業しても変わらず、むしろより力強く応援し続けファンへ感謝の気持ちを丁寧に伝えた。
アンコールでは、HKT48劇場のオープンから8年目を迎えた記念イベントの開催決定をサプライズ発表! 11/25(月)に福岡・博多座にて前夜祭、 11/26(火)に劇場公演の拠点でもある福岡市天神の西鉄ホールにて「8周年特別記念公演」を開催する。また、11/9(土)からAKB48グループが上演する「博多座開場20周年記念 AKB48グループ特別公演」と同じ博多座の舞台では、昭和の名曲の数々をHKT48が披露する歌合戦を行う予定だ。
ラストにはダブルアンコールも起こり、「桜、みんなで食べた」を急遽披露。メンバーだけでなく会場の皆様も声を合わせて、まさに“みんなで”のパフォーマンスとなり、3カ月にわたるツアーは最後の最後までその盛り上がりが途切れることはなかった。
博多座でのHKT48劇場の8周年記念イベントの前夜祭チケットは、本日10/28(月)より申し込み受付を開始する。
(C)AKS