新しい音楽視聴体験サービス「音のVR」と「ハロー!プロジェクト」がコラボして制作されたコンテンツのお披露目説明会が都内で行われ、モーニング娘。’18のメンバーが春らしい装いで登壇した。
今回、お披露目された「音のVR」は、360度の映像と音に対し、視聴者の見たい・聞きたい部分に、自由自在にズームできる、音と映像が体感的に合致したインタラクティブ視聴技術。
「音のVR」対応のVR動画では、一人一人の声が際立つため、画面上で“推しメン”をズームすることで、これまで埋もれがちだったメンバーの歌声もハッキリと聴くことができ、自分の“推しメン”を独り占めするという楽しみ方が可能となる。
メンバーはお披露目説明会の直前に、モー娘。の「I WISH」を「音のVR」で撮影。譜久村聖、飯窪春菜、加賀楓が、実際にタブレットを使用し、「音のVR」を初体験した。
本コンテンツのテーマは、「歌と手紙で届けるモーニング娘。への想い」。映像の中では、数人がメンバーに宛てた手紙を読むシーンがあり、感極まって涙してしまうメンバーも。映像で涙を見せていた加賀は、「譜久村さんが各期に宛てたメッセージを聞いて、涙がぶわっと。リーダーの言葉が心に染みました」と語った。
体験してみての感想を聞かれた飯窪は、「ズームアップにすると、そのメンバーの声が主に聴こえるので、音のVRだと(映像を見ている人にとっては)誰もがセンターになるんだなと思いました」と、アイドルならではの喜びを表現した。
さらに、飯窪は「誰もが“センター”になれるという喜びもありますし、『1回目は、このメンバーに集中しよう!』という見方をすると、何回でも楽しめますよね! 私たちは、13人もメンバーがいるので、少なくとも13回は楽しめるなと思いました」と、オススメの見方をレクチャー。使い心地についても、「操作も簡単で、分かりやすくて、指2本で操作ができるので、普段のスマートフォンを操作するのと変わらずに見られますね」とアピールした。
最後に、譜久村が、「初めての『音のVR』で、私たちモーニング娘。が『I WISH』という曲を歌わせていただきました。今回、この曲を歌い、『音のVR』を通じてメンバーの絆が、また深まったんじゃないかなと感じています。今後は、普段は会えない人たちにも、楽しんでもらえる時代になればいいなと思います!」と締めくくった。
「音のVR」は、3月31日からパシフィコ横浜で開催されるイベント会場で体験できるほか、4月からはKDDI直営店の一部や、HMVの一部の店頭でも体験コーナーが設置される。また、5月以降には、期間限定でアプリ配信も予定されている。