広瀬すず主演映画「ちはやふる」の公開初日舞台挨拶で続編が発表に!

3月に公開された広瀬すず主演の映画「ちはやふる-上の句-」に続き、4/29(金・祝)に「ちはやふる-下の句-」が早くも公開初日を迎えた。
同日、TOHOシネマズ六本木では初日舞台挨拶があり、主演の広瀬すず(綾瀬千早役)をはじめ、共演の野村周平(真島太一役)、真剣佑(綿谷新役)、上白石萌音(大江奏役)、矢本悠馬(西田優征役)、森永悠希(駒野勉役)、松岡茉優(若宮詩暢役)らキャスト陣と小泉徳宏監督が登場し、映画を見終わったファンたちに盛大な拍手に迎えられながら登壇した。

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人気コミックの実写化として2部作で製作された本作は、キャストたちが撮影中からストーリーそのままの仲の良さだったということを皆が話し、公開初日を迎えられたことは本当にうれしい事だが、反面、今回の会見以降はなかなかこのメンバーで集まる機会がなくなるということが本当に寂しいと素直な気持ちを語っていく。

続いて、共演した仲間たちからは「すずは本当にがんばった」「頼りにしているよ」「みんなすずの事、大好きだよ」と声を掛けられ、広瀬の瞳がうるみ始めてしまう。からかうような口調ながらも、その言葉には広瀬への愛が溢れ、舞台上は終始笑い声が絶えなかった。
そして終盤、サプライズとして原作者の末次由紀からの手紙が読み上げられると、涙をこらえながら広瀬は「これ、一番やばいやつじゃん」と慌て始める。

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その手紙には、キャストが演じたそれぞれ役に対しての称賛と感動、そして“映画の続き”を見ることができることに対しての喜びが綴られていた。

“映画の続き”という言葉に対してキャストたちが戸惑う中、スクリーンには「続編決定」と大きな文字が映し出され、小泉監督から正式に次回作が始動することが伝えられると、舞台上も会場も大盛り上がりに。
その報告に広瀬は動揺し、「どういう事……!?」と我慢していた涙がついに零れ落ちてしまう。

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広瀬はうれしさと動揺とで気持ちの整理がつかないまま、写真撮影に臨み、その後、舞台挨拶は終了したが、ファンはキャスト同様、興奮冷めやらぬ状態のまま彼らを見送った。

映画続編に関しての公開予定などの詳細はまだ未定だが、またスクリーンで彼らに会える日を楽しみに待ちたい。

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広瀬すず
「『ちはやふる-上の句-』の公開がつい先日だったので、次の舞台挨拶はまだ1~2カ月先という感覚でいました。正直まだまったく実感がないです。でも、こうしてたくさんの方にまた『ちはやふる』を見ていただいて、ああ、始まるんだなって、今じわじわ実感しつつあります。
私にとってこの作品は共演のみんなと演技でこうしたい、ああしたいと話し合って、監督にその気持ちを伝えて作品を作り上げていくという経験を初めてした作品です。原作があって、原作ファンの方たちもたくさんいる。しかも2部作……。こんなに怖いな~と思ったことはありません。でも、それを変に意識せず現場に行ける雰囲気があって、その空間でみんなと同じ体温で同じものを吸収して、出し合って……。あの時はお芝居をしているけど、お芝居じゃないような不思議な感覚でいました。
こんなにエネルギッシュに感じるのは最初で最後なんじゃないかなって思います。続編の決定はうれしいんだけど……ちょっと待って。どういう事!? わかんない。わかんないけど、最後じゃないんだね。それがすごくうれしいです(涙)」。

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松岡茉優
「私は今まで“青春映画”と名の付く作品はいくつか出演させていただいているのですが、今までは一癖ある作品が多かったので、映画を見てくださった皆さんにも、映画関係者の方たちにも、こんなにも高評価をいただいけた正統派な青春映画に出演させていただけて、本当にうれしかったです。私が演じた詩暢(しのぶ)は、本気で……本気で! 去年、一番かもしれないというくらい本気でがんばりました。髪の毛も、お化粧も、制服も、立ち方も……本当に原作の詩暢からいろいろなものを受けて演じた役です。続編の決定もうれしいです! でも、詩暢の役は重いんですよ。もう演じられないかも……嘘です。次回もがんばります!」。

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上白石萌音
「私の演じた奏(かなで)に、“和の心”を教えてもらいました。日本人女性として、どう生きるべきか、どう動くべきか、考えるべきかとか模範的だなって思いました。この役を演じるうえで、心がどんどん浄化されていったというか……。すごくステキな女の子に出会えてうれしかったです。撮影中のみんなと一緒に呼吸して、畳の上で汗を流しす時間が楽しくて。できることなら戻りたいなって思います。そして同じ映画を作るという集団の中に入れていただいて、すごく幸せでした。次回作、うれしいです。……私たち(かるた部部員は)出番ありますか!?」。

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